第4章 色々な場所を回る
『…ふふ…はい。アリスに会いに来たんですよ』
優しい声と笑顔にアリスは少し静かになる
アリス「……本当に…?」
『本当ですよ』
アリスに嘘はつきませんよと微笑むアクアと頬を赤くして見つめるアリス
アリス「バカ…!」
『それは酷いですよ、アリス』
苦笑を浮かべるアクアの声は穏やかで怒っていない
アリス「ごめんなさい」
『ふふ、はい。いい子ですね』
アクアはアリスの茶髪の長い髪を撫でる
アリス「お詫びに他の領土を案内するわ!」
ブラッド「私との約束はどうするんだ?お嬢さん」
アリス「今度ね!」
そう言って押し切るアリスに苦笑するアクア