第4章 色々な場所を回る
ユリウスにお礼を言って私は塔を後にして、アリスが滞在していると言う帽子屋屋敷に進む
『えっと…こっちですね』
貰った地図で確認しながら進むと豪邸が見えてきた
『…ここであっているんでしょうか?』
よく見ると双子の男の子が立っていた
『すみません』
?「お兄さん誰?」
?「何か用事?」
背丈には似つかわしくない大きな斧(良く切れそう)
『アリスをご存知でしょうか?』
?「…お姉さんの知り合い?」
?「でも、怪しいよ?兄弟」
?「そうだね、兄弟」
カチャッと斧を構えられる
『(これはヤバそうです…)』