第3章 ハートの国
『すみませんが起こしてもらってもいいですか?』
ナイトメア「せっかく会えたのに」
『すみません…』
少し落ち込んだ様に言うアクアにナイトメアは慌てる
『私はまだあの白ウサギさんに聞きたいことがあるんです』
ナイトメア「ふう…しょうがない」
フワリと意識が浮上していくのが分かる
ナイトメア「君の心はいつになったら見えるのかな…」
『いつも見られている感覚がしますよ』
アクアは小さく笑い、目が覚める
『白ウサギさん、少しいいですか?』
?「!」
?「!はい、何ですか?」
アクアの声に1人と1匹は驚きながらも白ウサギは笑顔で答える
『何ですか?では無くてアリスは何処にいるんですか?』
静かに、問い掛ける