第7章 とうとうバレました
頭を悩ませると、コンコンコンと店のドアがノックされる
『あああああぁぁぁ…多分エースですね』
迷子の迷子のエース
そして必ずここに来るエース
なぜすぐ側の塔に目がいかないのか理由は分からないが、エースは迷ったらここに来る
『仕方ないですね』
アクアは胸を隠す事を諦め、下に向かうと予想通り目に痛い赤いコートを羽織ったエースが立っていた
『お待たせしました』
エース「遅いぞ。アク…ア?」
エースはニッコリといつもの笑顔を浮かべるが、たわわに実った2つの胸に目が行った
エース「え?アクア…?」
『……はい、アクアです』
エース「ついに女の子になったのか?」
『元から女です』
その言葉にエースは大声で驚いた