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2人目の余所者

第6章 プレゼント


アリス「行きましょう!」

『おやおや、そんなに慌てなくても』

クスクスと笑うアクアの腕を掴むアリス

アリス「だってアクアの欲しい物って気になるもの!」

『ふふ、では行きますか』

アリスとアクアは裏口から出る
ほんのりとアクアから匂う香りはアリスの興奮を抑えてくれる

アリス「私ったら…はしゃいで…」

『アリス。ここでははしゃいでも誰も咎めません。勿論私もです』

いくらでもはしゃい良いとアクアは伝える

アリス「うん!アクアどこ行くの?」

『少しだけ遠い所にあるんですよ』

そう言うとアクアは人混みではぐれないようにアリスの手を繋ぐ
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