第3章 ハートの国
降り立った場所は塔らしき場所
『……本当に無事ですね…』
アクアはペタペタと身体を触り、風を肌で感じられる事に安心した
?「だから死にませんって!」
『アリスを探します』
見つけたら出ていこうと決めるアクア
?「そんなにアリスが大切ですか?」
その言葉にアクアは小さく微笑む
『ええ…大切です。とても…。ここはどこですか?』
?「ここはハートの国!」
そんな国名聞いたことがないが、とりあえず黙って聞いているアクア
?「そしてあなたはアリスと同じ余所者として生きてもらいます」
『余所者…ですか?』
…確かに穴から落ちてきたのなら余所者に当たるとアクアは納得する