• テキストサイズ

軍神と夢魔

第10章 逢瀬と不穏な影


広間にて
幸村「なんだって?」
佐助「謙信様はたった今、
   葵さんとデートに行ったので不在です」
信玄「なんだそれは?」
佐助「俺たちのいた時代の男女の逢引のことです」
義元「つまり謙信は俺たちそっちのけで、
   葵と逢引していると・・・?」
佐助「そうなりますね」
信玄「なんでまた?」
佐助「葵さんが一人で買い物に行こうとしたのを、
   謙信様が止めたようです」
幸村「そりゃ仕方ねーな」
義元「あれ?怒るかと思ったのに意外だね」
幸村「どういう意味だよ。
   ・・・だってあいつよえーじゃん」
佐助「壊滅的なレベルで弱いですね」
信玄「それでなくても姫みたいなかわいい子が、
   一人で買い物なんて危ないしな」
佐助「なので謙信様の護衛ほど心強いものはないかと」
信玄「まあその護衛もある意味危ないんだけどな。
   そういう事情ならしょうがない。
   俺も出かけてくるとしよう。
   お前たちも今日は好きに出かけて来い」
信玄はそういうと腰をあげて、どこかに行こうとする。
/ 257ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp