• テキストサイズ

軍神と夢魔

第6章 勝負の始まり


佐助「まさか・・・ただ謙信様が不愉快になって、
   俺らを巻き込むのは遠慮したいので、
   葵さん・・・
   妙に謙信様にこだわっているみたいですので・・・」
葵「だって・・・
    半人前より一人前になりたいじゃない?」
信玄「本当に惜しいな。
   謙信が羨ましい」
謙信「言っていろ。
   欲しいならくれてやるぞ。信玄?」
信玄「もらえるならいつでももらうが・・・
   俺は彼女の言う条件を、
   満たしていないんでな。
   カリスマならお前に負けないつもりだが」
佐助「たしかにカリスマだけなら、
   信玄様も満たしていますね」
幸村「でも信玄様は目の色同じだからなー」
葵「ヤンデレでもないでしょうしね」
信玄「君という恋の病なら大歓迎だがな」
義元「信玄・・・またそれ?
   まあ葵みたいにかわいい子と、
   恋仲になれたとしたら・・・
   普通は大歓迎か・・・」
信玄「だろ?俺としては合格して、
   ほかの男解禁になったら、
   一晩相手をしてもらいたいと、
   そう思っている」
義元「一晩だけ・・・?」
信玄「夢魔の味ってどんなか味見したいだろ?」
義元「あぁ・・・
   そういえばそんなことも言っていたね。
   俺もその夢魔の味、
   とやらに興味が出てきたな・・・」
謙信「・・・葵・・・酌の相手をしろ」
義元と信玄の会話が気に入らなかったのだろうか?
謙信は不愉快そうな顔をすると、
葵を連れて行った。
/ 257ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp