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軍神と夢魔

第6章 勝負の始まり


葵「というわけでお世話になります」
葵は命を狙わないということが明らかにされたため、
牢から出されていた。
信玄、幸村、佐助といったメンバーに、
ぺこりとお辞儀をする。
幸村「馬鹿だとは思っていたけど、
   お前、謙信様に、
   勝負吹っ掛けるとか何考えてんだよ」
葵「だってそうでもしないと、
    乗り気になってくれないと思って。
    ところで彼だれ?」
葵はそばに立つ扇を持つ男が誰か尋ねる。
??「ああ俺は今川義元っていうの」
葵「義元様・・・?」
幸村「あー・・・こいつに様とかつけなくていい」
葵「じゃあ義元?」
義元「いきなり距離感が近いね」
謙信「お前の辞書に人の呼び方は、
   呼び捨てか様付けしかないのか」
葵「そもそも敬称というのをよく知らなくて・・・
    すいません・・・」
佐助「なるほど・・・とりあえず俺と幸村は呼び捨て、
   謙信様と信玄様は様付け、
   ・・・義元さんは義元さんと呼べば大丈夫だ。
   葵さん」
葵「義元さん?」
佐助「郷に入っては郷に従えという言葉が、
   人間にはある。
   謙信様と賭けをするからには、
   春日山(ここ)での生活に慣れないとね」
謙信「ほう佐助・・・お前、この女に味方する気か?」
謙信は佐助に問う。
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