第21章 あとがき
夢主が謙信様のところに来たのは本能寺の変で、
舞ちゃんが信長様を助けた半年以上後ぐらいのことですね。
にもかかわらず敵というか悪役に、
顕如さん一派出してきた理由は、
オリキャラやモブばかりでも、
読者のみなさん置いてきぼりになるだろうなと思ったのと、
あまり夢魔が敵で、
人間が味方ばかりなのもどうかなとなったからですね。
あと顕如さんの場合こういう形で引っ張り出さないと、
婚姻の儀の全員集合話かけないのでね・・・
逆に夢主の謙信様以外NGという話、
最初信玄様ほか春日山の誰かに当て馬になってもらおうと、
そう思ったこともあるんですよ。
でもそれやるとのちの展開が気まずいというか、
続きが全く思いつかなかったので、
こちらはモブ野郎に担当してもらいました。
夢主の抱える命を吸うあれも、
見る人によってはうーんとなるだろうなとは思いました。
謙信様や春日山のメンバーにとって夢主の方が大切だから、
ほかの人間を救うために、
彼女を犠牲にするなんて考えはなかったですが、
もし誰かの犠牲で夢主が救えるなら?になりますし、
夢主がか弱くもかわいくもないとか、
そんなのだったら?みたいな、
もしも~だったらとか言いだしたらキリがないですからね。
まあ夢小説ですし、ハッピーエンド好きなので、
その辺はネタとして私も書いていました。
信玄様の出番が目立ちますが、
一番謙信様と夢主の手助けしているのは佐助君ですかね。
その分巻き込まれ率も高いんですけどね。
この作品の舞ちゃんに関しては、
何姫か特に決めていないので、
謙信様以外のお相手と、
好きにくっつけていただいて大丈夫です。
(本能寺の変から半年たっているんで、
誰かしらとくっついて平成の世には帰らないで、
ここにいるってなっているはずなので)