第19章 死が二人を分かつまで ※R-18
それには葵だけでなく、
そばで聞いてしまった幸村と佐助も真っ赤になった。
信玄は苦笑いを浮かべていた。
義元は「謙信もやるなぁ」とつぶやき、
余裕そうにしていた。
葵「け・・・けけけ・・・謙信様・・・!?」
謙信「何を狼狽えている。
夫婦となったのだ、
子づくりをするのに何の問題がある」
葵「え・・・いや本気ですか!?」
謙信「俺は軍神だぞ?
子作りでも負ける気はしない」
葵「軍神関係あるんですか・・・?」
謙信「ならばお前の愛しい男だぞ・・・?
愛しき女を孕ませるのは、
当然の理というのはどうだ」
葵「えー・・・」
佐助「(咳払い)初夜を邪魔したら悪い。
自分はこの辺で失礼します。
行きましょう。信玄様、義元さん、幸村」
幸村「あー・・・そうだな・・・謙信様失礼します」
義元「じゃあ後は二人でごゆっくり」
信玄「ほどほどにしろよ?謙信。
じゃあ姫。
子供ができた報告楽しみにしているな」
佐助たちは謙信と葵に、
それぞれ言葉をかけると、
部屋を後にしていった。