第18章 婚姻の儀
謙信「そうか・・・」
家康「・・・あきれた、結局惚気じゃん・・・」
三成「なるほど謙信殿と葵様は、
お似合いということですね」
家康「・・・そうだね。お似合いすぎてイライラする」
政宗「あー・・・帰ったら辛い料理作ってやるよ。家康」
秀吉「政宗・・・俺の分も頼む」
信長「・・・それよりこやつらに、
光秀作“冥土の土産飯”を食わせた方が早そうだが?」
光秀「天下統一飯です。信長様」
信玄「幸・・・今日は甘い饅頭食べていないのに、
十分な気分だなぁ」
幸村「そうですね・・・
あとでせんべいでも買いますか?」
義元「幸村・・・それ俺も付き合っていい?」
佐助「・・・俺も付き合います」
顕如「・・・・・・・・」
謙信はとても嬉しそうな顔をし、酒を飲んでいた。
ほかの男たちはげんなりしていた。
葵「・・・・・・そっか。
あった時から謙信様のこと好きだったんだね、私」
謙信「出会った時から俺は葵に、
惹かれていたのだな・・・」
二人は同時にそんなつぶやきをもらし、
ほかの皆は「あーあー俺たちは何も聞いてない」
というような動きをした。
舞と三成だけはそんな二人を、
微笑ましそうに見ていたのであった。
こうして軍神と夢魔の婚儀はめでたく(?)、
結ばれたのであった。