第4章 明かされる正体
信玄「何!?それはぜひお相手願いたいな」
性的なという言葉に信玄が反応をする。
幸村は顔をしかめていた。
佐助「いうと思いました。信玄様なら」
葵「たしかに信玄様がどんな味か興味ありますが、
残念ながら仮免の夢魔なので・・・」
幸村「仮免?」
佐助「修行中ということだ」
信玄「へえ?修行が終わったら相手してくれるのかな?」
幸村「ってか夢魔?の修行って何すんだ・・・?」
葵「ある一人の男の人と交わりをすることですね」
佐助「つまり夜伽をしろと・・・」
信玄「ほう・・・?ならそれこそ俺にするべきだろ」
葵「気持ちはありがたいのですが、
信玄様じゃダメなんです。
その試験の相手は決められているので」
信玄「何・・・それは残念だな」
幸村「で、どんなやつなんだ・・・?」
葵「はい・・・ここに来る前、
くじをひいたんですが・・・」
幸村「くじ?」
佐助「その紙切れかい?」
葵「はい・・・その・・・
オッドアイ、カリスマ、ヤンデレ・・・と・・・」
葵の言葉に一同は絶句した。
佐助はその相手に心当たりがありすぎて、
他二人は聞きなれない異国の言葉がわからずに・・・