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軍神と夢魔

第12章 波乱? ※注意


さらに数日後
謙信と葵は花畑にきていた。
信玄から女の子を喜ばすなら、
花とかどうだと言われたからだ。
謙信も葵が何に喜ぶのか知りたかったため、
試しに連れてきたのだ。
ところが謙信が次の瞬間見たのは花をもぐ、
葵の姿だった。
謙信が呆然としていると、
葵はそのままその花を食べていた。
謙信「こら、何をしている?」
葵「?花の蜜吸っているだけですが?」
謙信「す・・・食えるものなのか?」
葵「さあ?少なくとも私には花はこうですね」
謙信は彼女の中に花を愛でる感覚がないことを知った。
葵「謙信様は花を愛でる、
    おしとやかな女の子の方が、
    好みですか・・・?」
謙信「いや・・・お前もほかの女子と一緒で、
   花とか小動物に喜ぶと思ったのだがな・・・」
葵「言っておきますけど謙信様のうさぎも、
    私はペロリといきますよ」
謙信「!!あのウサギたちはダメだ」
葵「いきませんよ。
    謙信様のだって知っていますから」
謙信「(松たちを檻の中に行かせなかったのは、
   正解だったな)」
まだ葵が檻の中にいたころを思い出し、
謙信はため息をついた。
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