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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第124章 近付いた心と隠された本当






私は今自分の顔が赤いのか青いのか解らなく成っていた



ヒソカさんがあまりにも通常運転なのでてっきりその目に映っていなかったのだろうと安心していたけれど


………まさか見られていた……………?



いや、だからと言ってヒソカさんは何も思わないという事は解っている

………自意識過剰な過ちを繰り返してはならない


しかし私の気持ちにそれとこれとは関係無くやはり恥ずかしいと感じるものだった

しかも着痩せするタイプとは……つまり思ってたより太っていると思われたという事………?



え…………………滅茶苦茶ヤバいのではないだろうか………


魅力的に感じられないのは良い、寧ろ納得なのだが

甘口ヒソカさんからは考えられない発言に唖然としながらも



「え…………私ってそんなにヤバいですか…………?」



いつも紳士的な言葉をくれる優しい人にそこまで言わしめる私の身体は相当なのではと思い始めていた


そんな私に向かって何故か淫靡な笑みを浮かべたヒソカさんをじっと見詰めていると



「胸やお尻は肉付きの良い女性的なカラダだね……って褒め言葉だよ♥️」



ペロリと舌舐めずりをする姿に爆散しそうに成った




……………そんなにガッツリ見られていたのかああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!


私はその場に踞りながら泣きそうだった


醜態を晒した上にまさかフォローされるとは思っていなかった


きっと機転を利かせてくれたのだろうけど

僅かながら持っている乙女の恥じらい部分がピンポイントで粉々に砕けそうだった


やはり結果的にヤバいに違い無い



私はその後無心で何時間もトレーニングを続けた





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