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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第123章 湯煙とおとぎの世界






「光りの世界をキミに♥️」



なんて言ったヒソカさんはガウンが濡れてしまう事も気にせず海へ入って行く


その途端、鮮やかな七色に輝き始める海


「えっ!!めっちゃ凄い!!綺麗!!」


妖艶な笑みを唇に残したままのヒソカさんが優雅な所作で海面を撫でれば更に光りが広がりまるで魔法でも見ている気分に成った



「沙夜子の世界にもあるだろう?プランクトンが光る海……こっちでは七色に光るんだよ♥️」


ニッコリと説明をしたヒソカさんは私へと大きな手を伸ばすと


「さぁおいで、お嬢さんも光りの海へ♥️」


妖艶なウインクと共に私を海へ誘った


「パジャマが「そんな事気にしなくて良いんだよ♥️」


あっという間に二人分の海だけが虹色に輝き始めて

夢中で光りを眺める内にヒソカさんの言う通り、濡れたパジャマの事なんてすっかり気にならなく成っていた



「満天の星空、輝く海……まるでおとぎの世界だろう?♥️」



鮮やかに輝く淡い光りに照らされて色っぽく瞳を細めたヒソカさんが余りにも綺麗で
まるでおとぎの世界の住人みたいだと思った






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