• テキストサイズ

ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第120章 コバルトブルーとガウンの姿







視界に広がっていたのは可愛らしいイルカ達が気持ち良さそうに泳ぐ光景


私の世界よりも少し大きいけれど可愛らしい見た目は変わらずイルカの群れは私達の周りに集まって来た



「………イルカ!!めっちゃ可愛い!!」


「ハムスターちゃんも飼ってるし動物が好きなのかなと思ってね♥️」


「凄い!!凄いです!!!」



戯れる様にゆっくりと私達の周りを泳ぐイルカ達に感激する

野生のイルカをこんなに間近に見られるなんて思ってもみなかった

夢中に成って愛らしい姿を覗いていると



「触っても平気だよ♥️」と言うのでおずおず腕を伸ばせばスベスベの肌に簡単に触れて

まるで撫でて欲しいとばかりにイルカ達は交互に傍を泳いだ後に広い海の中を行ってしまった





イルカに触れたのは初めての経験で思わぬサプライズにテンションが上がりまくった私

しかも野生のイルカと触れ合えたなんて貴重で素敵な経験にうっとりしていると




私達の足元を大量の大きな黒い影が横切って行くのが見えた


急速に冷めて行く興奮に先程迄とは別人の小さな声を漏らす



「……………今の何ですか……?」



そんな私を真っ直ぐに見据えたヒソカさんが余裕の笑みで


「さぁ、なんだろ♥️」


なんて言うものだから私は再び未知への恐怖に震える他無く

そんな私を眺めながら心底可笑しそうに肩を震わせたヒソカさんが少し意地悪に見えた



「怖い怖い怖い怖いっ!!人食いとか違いますよね?!」


「……さぁ、わかんないけど帰ろうか♥️」


「お願いしますッ!!!!」





/ 1349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp