第118章 ブルーフラッシュ

冷静に考えてヒソカさんが私に告白をするだなんてとんでも展開はあり得ないのだ


……………良き友人、命の恩人のそれ以上でも以下でも無い…………


…………ヒソカさんはイケメンもぶっ飛ぶ美形で、きっと想像するまでも無くモテモテで…………一方私は平凡で………………




勘違いをしてしまうにしても余りにも身の程知らずな自分が馬鹿過ぎて泣きそうに成る


……………本当に冷静に成らずとも普通に考えてあり得ないのだ



私の勘違いをヒソカさんが知ったなら精一杯の愛想笑いで「やだなぁボク達は良いオトモダチじゃない………♠️」とかあしらわれて内心ドン引きされてしまう……………




(……………辛っ………………)




未だ重なったままの手


しかし私が振り払った場合、何意識してるんだよ勘違い女。と思われてしまいそうで(被害妄想)固まってしまった





「沙夜子ちゃんとしてはどう？やっぱりこういう台詞がグッと来るのかい？♥️」


「……………えっと、んー……良いとオモイマス………」


「じゃあ大成功だね♥️」


「あはは……大成功ですね、いやぁ参ったな」



私はその後自分の馬鹿さ加減に羞恥のキャパを越えてしまいあまり会話の内容を覚えていない