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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第111章 思い出と曖昧な未来







「…………そう言えばクロロさん何しに来たんですか?」


「蜘蛛の活動が一段落したから「無職で暇だから夕飯をたかりに来たんだよ。」


「おいッ!!俺が団長モードだったら殺してるぞお前!」


「…………。」


「………おーい、聞いてる?」


「……………。」





私は静かにキッチンに向かった


何でも今回の仕事の依頼人はクロロさんだったらしく彼は蜘蛛の活動に何らかの加担をしたらしい

そして活動が一段落したクロロさんは暫く暇があり、そのまま彼に着いて来たそうだ

きっと其れに理由なんて何も無くて只の気紛れや暇潰しに過ぎないのだろうけど私はとても穏やかな気分だった


広いリビングにニュースの音


クロロさんは何やら彼に話し掛けているけれど彼はポツリポツリと間の抜けた声で相槌を打っていて

私はそんな二人の声を聞きながら普段より気合いを入れて夕飯を作った


メイドさんに注文し、食材を部屋に運んで貰っているのだがルームサービスとの割合は半々で丁度冷蔵庫の中身が潤っている事も私を上機嫌にさせた




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