ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編
第107章 暗闇お鍋のヒトコマ
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「……気持ち悪。捨てるよ。」
「…………はい」
………痺れキノコ………自身には何の影響も無い
おそらく彼女は自身を痺れさせる気でいたのだろう
ガタガタ全身を震わせながら此方を見上げた彼女は真剣な顔でまるで他人事の様に言った
「闇鍋なんかやるもんじゃないですね、テレビで十分です。食べ物も粗末になるし勿体ない」
「…………………。」
………その台詞をそっくりそのまま数時間前の彼女に聞かせてやりたい。