• テキストサイズ

ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第104章 通じ合う愛




_________"






私達は浴室にいる


結ばれた後、そのまま私を抱き抱えた彼に流れのまま連れられて来てしまった

冷静に成った私は慌てふためき羞恥に爆発しそうに成ったが彼は全く気に留める様子も無く


「待つの面倒だから一緒で良いね。」


なんて湯船に私を座らせると蛇口を捻った





先程は激しい愛に燃え上がっていたが今は断然恥じらいが圧勝である………



避妊具の後始末に一度洗面所に出た彼だが全裸のまま戻って来るので私は慌てて背中を向けた


バクバクと耳にも煩い鼓動


………先程まで致しておいてなんだが………やはり彼の裸に慣れる事は無く、肌を見られる事に慣れる等皆無なのだ…………


美しく白い肌に均等の取れたスタイル、引き締まった筋肉は刺激的過ぎて目の毒だ

………そんな彼に抱かれたのだと思えば途方も無い羞恥と幸福が交互に襲いクラクラとした


ふぅ、なんて息を吐きながらまだ少ししかお湯の無い湯船に入った彼の気配を感じる


ジャバジャバと湯船を打つ水音だけが響き緊張して身体を強張らせている私に彼は言葉を紡いだ



「そろそろ好きな体位とか出来た?」



「?!?!」



突然の赤裸々な質問に戸惑い絶句する私の背後にクスリと小さく落ちた笑い声


彼は何故か私の恥じらいポイントを楽しそうに上げ始めた





「……気絶しなくなったね。」



「…………やめてください………」



「声も前より出て……「やめてください!」



「最初より随分感じ「いやーーーーーっ!!!」



悪戯にからかう声は優しい声色ながら意地悪な事ばかりを口にする



「……………沙夜子」



不意に名を呼ばれたと同時に背後から抱き寄せられて一際跳ねた心音


後ろから回された手に横を向かされ肩越しに振り返った私の顔を彼は悪戯に覗き込んでいた



/ 1349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp