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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第101章 シスターの木






大切に大切に育てていた子供達がいなくなり町から沢山の子供達がいなくなってシスターは悲しみました

そしてお空のお星さまに毎日毎日祈り続けました


「こどもたちをかえしてください」


シスターは本当に毎日お祈りをしました


「こどもたちをかえしてください」


するとどうでしょう



シスターの足は根になって地面にしっかりと引っ付きました

体中から葉っぱが生えてシスターは大きな大きな木になったのです


それでもシスターは子供達に会えない寂しさに悲しみ

ずっと祈り続けていました


「こどもたちをかえしてください」



ずっとずっと祈り続けたシスターの体に雪がつもる寒い寒いある日




「シスター!シスター!」
「ぼくたちずっとあいたかったよ!」



クリスマスの日に子供達は帰って来たのです

子供達は魂だけとなっていましたがシスターにはわかりました



「あぁ、わたしのかわいいこどもたち!おいで、みんなおいで!」



木になったシスターの体に子供達は思いきり抱き付きました


「シスター!」


「あぁ、こどもたち、ずっとまっていたのよ」


シスターは嬉しくて泣きました

子供達も泣きました


するとシスターの木は涙に濡れて子供達の魂が光り出したのです


キラキラ光る子供達を抱き締めてシスターは言いました


「これからはぜったいにはなしたりしない、ずっといっしょだからね」



こうしてシスターと子供達はいつまでも幸せに再会の喜びに光り続けました



おしまい



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