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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第98章 サービスの正体




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部屋に戻ってギフトという物を探す


"お嬢さんだけに"なんて意味深な台詞が頭に残り読書に集中出来ずに予定より早く帰って来てしまった


きっとVIP客の女性皆に同じ事を言ってリピーターに成って貰う作戦なのだと結論付けたが


私は内心少しだけドキドキしていた


勿論彼への想いは揺らぎ無いと断言出来るしあのホテルマンに靡いた訳では無いと絶叫しても良い。



しかし、まるで少女漫画や恋愛ドラマを見た後の様な不思議な気分なのだ


平凡に過ごす日常の中で感じる事の無い刺激にホテル側は相当の手練れだと確信する



もし私が不幸にも彼と出会わずにこのホテルに宿泊したならまんまとリピーターに成っていたに違いない



そもそも世界が違うのだから有り得ないなんて事は置いておき

私には関係無いけれど、きっと沢山の女性をたぶらかしているであろうあの男性は罪作りな人だ……



なんて思いながらも洗面所に見慣れない物を発見した


純白の袋にブラウンのリボンでラッピングされた其れを開けば中から出て来たのは小瓶のセットだった



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