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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第98章 サービスの正体







そして私は一人推理する


…………昨日も思ったが……あのホテルマンはかなりモテるだろう…………



帽子で見えない素顔はミステリアスで遠目からも抜群のスタイル、漂う雰囲気は何処か妖しく……


きっと宿泊しているセレブ達に沢山のファンがいるホテルマンのエース的な存在………


このホテルに唯一のペントハウスに宿泊している紛い物セレブである私の機嫌を取る為に駆り出されたに違いない………


私は彼と過ごし彼に見惚れている内にいつの間にか他の男性に微塵の魅力も感じない様に成っていた



失礼な話だが他の男性を見ても彼の美貌に全てが霞んでいて

あの人はモテるだろうな……なんて事を考えたのは久々の事だった



従ってあのホテルマンはかなり魅力的な男性である事は間違いなく、接待の場に重宝されているのだろう



なんて考えながら一口頬張ったステーキは口の中で溶ける様な柔らかさで

本当に肉料理と良く合う芳醇な赤ワインは私をたちまち笑顔にした



「めっちゃ美味しい~!!!………はぁ……美味しいって幸せ……」





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