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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第98章 サービスの正体




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プールという空間は開放的だ

気分をリフレッシュ出来るだろうとも思ったのだが

ダラダラと過ごす日々の中、気を付けてはいるものの体型の維持を意識して足を運んだ




(………イルミさんの隣に並んで恥ずかしいのは嫌やし、ちゃんとキープする!!)


熱い意気込みを胸に足取り軽くやって来たプール




………しかし……広い……………



真冬の今プールという響きから季節外れに思うが室内という事で年中楽しめる仕様に成っており其所には沢山の人々の楽し気な姿があった


主にカップルや家族連れが多い様で独りぼっちの私は周囲から浮くかもしれないが

そんな事よりも久々に感じる活気ある空間に私はその場に居るだけで癒され、ワクワクと胸が高鳴っていた


南の島をイメージしているのか緑溢れる空間はアミューズメントパークの様な雰囲気で飲食物を販売するカラフルなワゴン、大規模に模された人工ビーチに波が寄せては返す様子に小さく歓声を上げる


正直、彼と一緒に来たかった………なんて本心が浮かぶが………


折角許可を貰って遊びに来たのだし存分に楽しまないと損というやつだ………!



私は気を持ち直してプールに入った

辺りに見えるどの子供よりもガチで潜水し、泳ぎ続け、波に漂いスライダーも10回滑り


私は案外御一人様が平気な性分らしいという新な自分を発見した



「………人間って幾つに成っても新な自分の一面を発見出来る可能性を秘めてるわぁ………」



なんて独り言を堂々と発言出来る程私はプールで無茶苦茶遊んだ




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