• テキストサイズ

ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第69章 スパルタコーチ






その後彼は其れ以上何も語らなくなり無言のまま食事をして


夜は本当に別々に眠った


彼の体格ではソファーは狭いだろうと声を掛けたが


「肥満体型の沙夜子はベッドじゃないと眠れないじゃん。」


なんて返され

其れがベッドを譲ってくれる彼の優しい気遣いだと気付いていながらも

私はベッドで少し泣いた




_________"



過酷な日々を過ごし終わり等途方も無く感じていた




………しかし私は遂に目標を達成した……………ッ!!!!


-6キロのダイエットに見事成功したのである!!!


これもひとえにイルミ鬼コーチのお力添えあっての事だ



…………長い道のりだった…………


………涙で枕を濡らす夜もあった………



体重計に表示された数字がそんな日々にピリオドを打つ




私はやり遂げたのだ……!!!


鏡に映る自身を眺めれば


彼の指導のお陰で以前と体重は同じでも健康的かつ引き締まった肉体を手に入れていた


…………イルミ様々だ…………


あまりもの嬉しさに半泣きで洗面所を飛び出した私は結果を待ち腕組みして立っていた彼へ思い切り抱き着いた


「頑張ったね。」


なんて私をしっかり抱き止めてくれた彼が柔らかな笑みを漏らす姿に本気で泣きそうに成る


「ありがとうございます………」


「ご褒美あげるから泣かないで」


「………ご褒美!!ご褒美ください!!」




/ 1349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp