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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第46章 触れ合った想い






本当に今更な事ばかりだがきっと私は真っ赤な顔をしていてどんな顔をすれば良いのか巧く回らない頭では全く解らなくて


狼狽えてぎゅっと握り締めていたタオルケットが途端に取り上げられてしまえば至近距離で視線が交わった



彼は私を優しく抱き締めると再びベッドに押し倒した

労る様に唇を重ねられる内にまた身体の緊張が解けて行き先程迄の熱が身体に戻る


彼は徐に耳元に唇を寄せると


「今更無理だなんて言わないよね?」


妖艶な声を落とした


質問の様でいて有無を言わせぬ声にゾクリと鳥肌が立つ


その声に従う様に静かに頷けば



濡れたそこに熱い物が宛がわれ心臓は爆発しそうなくらい跳ね始めた


私は彼とひとつに成るのだ


溢れては止めどない想いに強く瞼を閉じたのは恐怖感からでは無く歓喜に似た感情からだった





同時にツプンと体内へ侵入する質量に圧倒され身体が強張る



「っ………沙夜子力抜いて?」



僅かに表情を歪めた彼は私の髪を優しく撫でる

緊張を和らげる様に優しく髪を流れる手の温かさに深呼吸を繰り返し懸命に彼を求める


肉体的な物だけでは無く彼ともっと深く心を通わせたいと強く願った



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