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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第45章 カップルメール







帰って来たら彼にプレゼンしてみようと早速スマホで検索してみる

今私が居る村からどれくらい離れているのかも重要だし彼に頼りきりだからこそ入館料も気になる所だ

いくら彼がクレイジーな大富豪でもやはり私は根っからの庶民

食材の買い出しをする様に成ってから曖昧だったこの世界の物価をしっかりと把握した

通貨が違うだけで物価的には私の世界と然程違いが無いのだ

贅沢をすると決めた時は贅沢で良いと思うが安い価格で品質の良い品だって存在するし安くとも楽しい場所は楽しい




検索結果に私は項垂れてしまった

……………遠い上に高い…………


入館料……1人3700ジェニーは高い



高いと思っていた海○館でももっと良心的だ………



他に代案を立てようとスマホと睨めっこしているとメールが届く




『見て』



彼から二文字だけの文章と共に添付された写メが届いた

彼から写メが送られて来る事は先ず無い事で私はドキドキしながらメールを開いた



そこに写っていたのは


「…………スノードーム……図鑑……」


私の部屋から消えた星の図鑑と彼が沖縄で購入した変なスノードームだった

電子時計だけが置かれた黒いチェストの上にポツリと置かれたそれらに懐かしさが込み上げると同時に


「………ちょっと待って、家……?………もしかして………イルミさんの部屋!?!?!?!?!」


私は今日一番の大声を上げていた


彼がご実家に帰っているというのは想定外だったが同じ国内だし帰って用事もあるだろうしゆっくりと休みたいのかもしれないと思った


それは全然良いのだ。


問題は其所が彼の自室なのかどうかである…………!!!!


生活感を感じさせ無い彼の自室とは如何に…………



…………見たい!!!是非とも見たい!!!!





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