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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第40章 恋愛傾向




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私達は雑誌を置いた後に彼の希望したDVDを見始めたのだが

目覚ましに邪魔もされず不規則な生活を送っている私は早起きだった事もあり瞼が重く成っていた

強面の俳優さんが何か話しているが内容がさっぱり耳に入らない


………しかし私に付き合わせるだけ付き合わせておいてDVDを見始めた途端に眠ってしまうだなんて出来ない



懸命に瞼を開いていると突然身体がふわりと浮いた


「眠いんでしょ」


なんて言いながら私を抱き上げた彼を見上げると伏し目がちな瞳と視線が交わりふっと笑われてしまった


「………あの、イル「眠ろうか、まだまだ時間はあるし。」


彼は言いながらベッド迄私を運んでくれた

そして当然の様に同じベッドの隣に横に成る彼に

布団を2つ並べて眠っていた日々を思い出した

あの頃の私には想像も付かないひとつのベッドで


「おやすみ沙夜子」


彼はあの日と変わらない優しい手つきで髪を撫でて私を寝かし付けた




穏やかで素敵な夢を見られたのはきっと彼のお陰に違いない





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