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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第40章 恋愛傾向






「いただきます!」


一口含めば甘くてミルクたっぷりの紅茶は私の大好きな味だった

私は一度もミルク多目が好きだとかお砂糖を3つ入れるだとか話した事は無い

彼は私を見て知ってくれているのだ


「イルミさん天才……めっちゃ美味しいです!」


「はいはい。」


なんて軽くあしらう彼だが浮かべた表情は穏やかで頬が緩んだ




その他雑誌の項目

・プライドが高い
・計画的
・ストイック
・身なりを気にする
・几帳面
・頑固

等の他

・ストレスを溜め込みやすい
・環境の変化に弱い

等の項目で私を頼ってほしいと息巻いた所、こちらも軽くあしらわれてしまった


別に良いのだ

伝えておけば彼だって頼り易いだろう………なんて思いながらも自身はそんなにも頼り無いだろうかと少しへこんだ………



そしてページを捲った先、お目当ての項目が始まった

【A型男性の恋愛傾向】


私は先程よりも真剣に文字に視線を走らせる

何せキスにしたって何にしたって彼は突拍子も無く私の心臓を殺しにかかるのだ

少しでも傾向が把握出来れば心の準備が出来るかもしれないと考えた


「…………マメな性格…………尽くすタイプ…………プレゼントを贈ったり…………確かに!!!」


書かれている文字はまさしく彼に当てはまる物だった
彼は尽くすタイプかもしれない……いつも私に付き合ってくれているしサプライズやプレゼントもしてくれる素敵な人だ

…………連絡が取れないと気になって何度も連絡をしてしまう………なんて文字も彼に当てはまっていると思う………

先日入浴中に彼から着信があったのだが気付かず開いたスマホ画面には実に58件もの着信履歴が残されていた


……………凄い…………この占いは凄い…………




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