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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第27章 仕事と下着







彼に仕事があると言う事は今日この街で誰かが故意に殺されるのだ

その誰かには顔向け出来ないが私は命を奪われる人々の事よりも奪う彼の身を案じていた


昨日ホテルのフロアに戻れば廊下や部屋の前にもボディーガードが20人程待機していた

無力な私は彼の力には成れないし人も殺せない……殺せる筈も無い

私は安全なこの部屋で只彼の帰りを待つのだという現実に私は何を思えば良いのか解らなくなった


シンと静かな部屋に突然ホテルの内線が鳴り響く


昨日迄彼が対応していた其れに私は恐る恐る応対した


ルームサービスの朝食を運びメイドが清掃に入るという連絡に私は、はいという返事を繰り返すしか無かった


暫くしてやって来た10人程のメイドさんは皆一様に黒と白のレースが可愛らしいメイド服に身を包んでおり、てきぱきと手分けして掃除機を掛けたり使っていない浴槽迄掃除してくれていて

今まで遭遇した事の無い光景に私は右往左往しながらも何も出来ず狼狽えていた




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