• テキストサイズ

ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第151章 好奇心の先







フロントにあったチラシは街中で貰った物よりずっと私のハートを掴むデザインだった


ショーに出演するのであろう猛獣の写真がバッチリ写っているのだが

男性との対比で解るその大きさはクマを凌駕しているのにその顔はトラ

更に背中には立派なたてがみが靡き毛の色はまさかの真っ赤


こんな動物、動物園でも見ていない!!!!


ショーの目玉なのかでかでかと写真の載った猛獣はもしかしたら珍しい種なのかもしれない…………

真っ赤なトラの背後にもゾクゾクする様な猛獣達のシルエットが浮かび

私はチラシをじっと眺めながら脳内でドラゴ○クエストのモンスター達を思い浮かべていた



……………この世界になら存在しても可笑しくない……………ッ



キラーパン○ーよりリアルな分かなり不気味だがトラもそんな感じだしシルエットだけ見える動物の姿を想像するだけで鳴り響くドラ○エBGM……ドキドキと高鳴る鼓動……



私は速攻で彼に頭を下げたのだった





「私とデートしてください!!!」



「言うと思った。」






/ 1349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp