第149章 私がかける言葉

別に本気で彼がランさんを選ぶだなんて思っていないけど………絶対と言い切れないのは好き故の不安と彼等の深い仲を目の当たりにした事

そして盗られてもおかしくないと思ってしまう圧倒的な容姿の違いからだろう





キッチンに立って早2時間


気が付けばおびただしい数の料理が出来上がっていて


私はそれらに千と○尋のハク様を彷彿させるまじないを掛けながらラップをして鏡台に走った


入念ながらナチュラルなメイクと彼が可愛いと褒めてくれたストレートの髪を作り私の一張羅である可愛い部屋着に着替える


ゆったりとしたロングワンピースタイプの部屋着だが控え目にスリットが入ったちょっぴりセクシー仕様だ

全然お外に着ていける服だが楽なので特別な部屋着として愛用している一着



普段よりも可愛い妻の姿作戦！！！！！




直に帰宅するとの連絡を受けた私は後の時間を【男性をメロメロにする方法】というサイトを熟読する事に集中した