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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第25章 ヨークシンの体育館







感激を通り越して驚愕だが何時までも固まってばかりでは連れて来甲斐が無いという物だ

私はゆっくりとリュックサックを大理石の床に下ろした

泥だらけのスニーカー…………歩いて良いのか…………なんて考えていると直ぐ隣に二足用意されたフワッフワのスリッパを見付けたのでいそいそと履き変えた


「…………探検して良いですか?イルミさんも一緒に!」


「良いよ。」


リビングは高い天井からシャンデリアがさがっていて置いてある装飾品が全て重厚に見える
リビングと同じ空間に在るオープンキッチンは私のアパートの部屋くらいだろうか…………
流し台からシステムコンロ迄の距離が果てしなく冷蔵庫は業務用みたいなデカさだ

開放的な作りな上に白や茶色のインテリアが多く暖色の照明により更に空間が広く見えた

そして広い空間のわりに部屋数は少ないらしく見渡して果てしなく向こうの方に見付けた扉を開けば其処はベッドルームだった

広いには広いが体育館を見た後なのでホッとする
リビングと変わらずクリアな壁からは街の景色が望めてベッドはキングサイズの二倍もありそうな程大きかった

……………後で飛び込むと誓う………


そして2つあったシャワールームとお手洗い……

ひとつはベッドルーム直通で此方もクリアな壁の見晴らし抜群のジャグジー

もう1つはリビングから行ける猫足バスタブの可愛らしいお部屋みたいなバスルームだった


抵抗はあるが憧れる!なんて話せば彼が僅かに微笑んだのでドキっとした

そして彼は最初に通って来た植物園の扉を開いて手招きをした


「沙夜子花が好きだったし、自由に外出出来ないから室内ガーデンの付いた部屋にしたんだ。」


二人で庭を並び見る


…………………発想がかなりぶっ飛んでいるが植物園と言っても過言では無い室内ガーデンは彼なりの気遣いだったらしい



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