• テキストサイズ

じゃあ、またあとで 後編 越前リョーマ

第1章 リョーマの告白


どうして、そんな顔で笑うの?
どうして、そんな目で見るの?
どうして、どうして
いなくなってしまうの?

「……いつ、行くの……」
(行かないで)
「……一週間後」
(行かないで)

あまりに早い、別れ。また私は会えない人に恋をする。

「見送り……いかないから」

「いいよ、別に」

次の水曜日は別れの水曜日。リョーマに会うことができた水曜日を別れの日にしたくなかったから。

幸せな水曜日のままでいたいから
/ 8ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp