【NARUTO】18禁 友達以上恋人未満 カカシ 切甘
第2章 ドキドキ
「、目閉じてくれる?始めよう?」
カカシのいつになく優しい声が私の耳に届いた。
ドキドキしながら目を閉じた。
初体験をカカシにあげちゃうんだ。
本当はイルカ先生が良かった。
だけど、私はイルカ先生と手を繋ぐことさえ想像が出来ない。
カカシとは、もうキスより先も、出来ちゃうなんて、ビックリだ。
ゆっくり彼の暖かい身体の気配と匂いが近づいてくる。彼の匂いが本当は好き。
ドキドキしてしまう。
「口少しだけ緩めれる?」
「う、うん……」
唇をギューっと閉じて目を強く瞑っていた。流石にこんな顔にキスをするのは嫌だろうな、と、顔の筋肉を緩めて、彼がくるのを待った。
すると両手で顔を触れられ、近づく感覚を感じる。ゆっくり、ゆっくり、近くにきて、あと少しでキスをする瞬間、カカシの口から小さな吐息がかかった。
「オレは遊びで抱いたりした事は、一度もないよ。いつも本気だから。それだけ、分かっていてくれると嬉しい。誰とでも寝てるように見られてるけど、違うからね?」
「うん、分かってるよ。」
カカシはモテるし、女の人がいつもそばにいる。横にいるくの一は、いつも幸せそうに歩いている。だけど、何故か長続きしない。だから次々に現れる。
「も、本気だって言ってるの。」
「……え⁈」