• テキストサイズ

ユーリと一緒に追いかけた【ヴィクトル】R18

第16章 再開


部屋のノックをするとすぐに開く扉

体に受ける衝撃とヴィクトルの髪が視界の端にある事で抱きしめられていることに気づく

このままではいつ他のゲストに見られるかわからないそう思い
「...ヴィクトル 話があるの 部屋、入れてくれる?」
と声をかけるとこくりと頷き離れるからだ

窓際にあるソファーに座り「ヴィクトルあのね。 キースの事なんだけど」と本題を切り出すとぴくりと動くからだ

顔があうと聞きたくないというような顔をしている
でも実際は部屋に招き入れている時点でこうなることはヴィクトルも予想出来たはず
聞きたいようで聞きたくないそんな気持ちが入り交じる中部屋に入れてくれたヴィクトルに対して改めて
「キースの事なんだけど今のヴィクトルにとっては悪い人じゃないよ」
と前置きをする
「私はヴィクトルが好き。ヴィクトルは私が好き。じゃあキースは?そう思ってるよね。」
と言うと頷く視線に話を続ける
「キースは私の事を好きだよ。もちろん私も。でもそれはミラやユーリと同じ友達として。それはキースも一緒。なんでそう言いきれるのかって思うよね。それはキースの恋愛対象が男性だから」

そう言うと
「....????」
と何が起きているか理解しきれていないヴィクトル
/ 119ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp