第16章 再開
まぁ私も最初はそうだったわと思い話を続ける
「ヴィクトルのあったキースは彼にとっては仮の姿なの。最初は私もビックリしたよ。私の周りにそういう人いなかったし。でも一緒にいてあーキースも私と一緒なんだと思うようになった。」
と言うと何が?という顔をするヴィクトル
「私がヴィクトルのこと好きなようにキースも好きなんだって。まぁこっからはプライバシーに関わることだから相手が誰とかは言わないよ。ヴィクトルがキースのこと知らないってことは聞かされてなかったってことだし」
そう言うと
「えっちょっとまってエレーナ その言い方だと俺の知ってる人が相手なの?」
と聞かれ
「うん」
と答えると
「うーん。誰だ。」
と考えるヴィクトル
「ともかく 今はそっとしておいてあげて」
そう告げるとわかったと言いどこか納得した顔のヴィクトル
「ヴィクトル 今日はもう寝よう?明日があるし… ね? 私たちの問題はおわってからまたゆっくり向き合おう?」
と言うと頷き部屋まで送るというヴィクトルに甘える
自室の扉を開け
「おやすみヴィクトル」挨拶をすると
「おやすみエレーナ」
と返されおでこにそっとキスをされ別れた