第14章 勝生勇利の助け舟
そう言われうっほぼほぼ育ての親にそれ言われると素直に謝らない訳には行かないじゃん。となり
「ごめんなさい...」
と謝ると
「分かればいい。分かれば。」
そういいくしゃくしゃと頭を撫でる
あーこの感覚懐かしい。
なんて思っていると誰かの手が肩に触れる
「あれー?ヤコフ?それにギオルギーも久しぶりだね。それにしてもエレーナこんなところにいたの?探したよ」
後ろからにっこりと顔を覗かせるヴィクトルにびくっとする私と怒り出すヴィクトル
それをいつものごとく見守る?ぎおちゃん
でも今はあの時とは違う。私はシューズを履いてないしリンクに立っていない。
シューズを脱いでからしばらくたってここ数ヶ月で随分と変わったんだ。
そう思うとヴィクトルの手が気になる
怒るヤコフとかわすヴィクトルを横目に手の存在を消そうとぎおちゃんと話し出す
「ぎおちゃん今回のメイクイメージ変えてきたね なんか今までにない感じ なんかパンダみたい 中国大会だから?」
と聞くと
「ぱんだ.... いや、別段そんなつもりはないのだが…」
そう言われ
「えーそうなの? ほら」
といい検索したパンダの画像を見せる
のぞき込むギオルギーがうなっているのを見て笑っていると肩にあった手が首筋を撫で始める