第14章 勝生勇利の助け舟
「ううん 会ってないよ」
と答えながら
だってあったらユーリのこと絶対怒られるじゃん!
と思っていると
「そうか。話したいことがあると言っていたからな 後で声をかけられるだろう」
そう言われ怒るから絶対会いたくないわー
と思いながら苦笑する
「あーわかった おぼえておく」
と返事をすると
「それとミラから連絡するようにとの事だ。今回来たかったらしいが向こうも調節中みたいで来れないみたいでな 心配していたぞ もちろん私やヤコフコーチ、ユーリもな」
そう言われ
「ぎおちゃん.... ありがとう ミラにも連絡するね」
と答えるとエレーナの後ろから人影が
「あっヤコフコーチ」
そう言われぎくっと肩が戦慄に震える
ぎぎぎっと言う音が付きそうな雰囲気で顔だけ振り向くとヤコフが
あ、あはははなんて笑いながら終わったーー泣
なんて思っていると
「エレーナ ユーリのことについては特例でお咎めなしだ」
そう言われ目からウロコ
思わず「んっ?今の幻聴?」
というと
「んなわけあるかエレーナ!! 全く さんざん心配させよってからに。日本に行ってからはあの1度しかユーリとお前とも繋がらんしなにかあったかと思うだろ!ヴィクトルも何も言ってこないし」