第13章 残暑で夏バテ?
「ヴィクトル? 私急いでなから平気だよ?」
そういうと俺がもやもやして嫌なのと返され腰に手を回され頭をお腹のあたりですりすりするヴィクトル
恥ずかしくなりわかったからそれやめてというとぴたっと止まる行為
そのままの姿勢のまま動かないヴィクトルを確認し
「ヴィクトルが好き」
そうつぶやくと しばらくしたあと「うん」
とだけ帰ってきた
中々顔を挙げないヴィクトルにどうしたんだろうと思い顔を覗こうとすると優しくキスされる
驚き唇が離れたあとヴィクトル!?と声をかけると
「エレーナ ずっとわからなかったけど エレーナのこと多分好きみたい」
そう言われ「はっ?」となる私
えっていうか何好きって?えっっていうか多分って何?
そう頭を駆け巡る考え
目をぱちくりとさせる私にヴィクトルはまたキスをしてくる
何が何だかわからずただキスを受け入れる私
やっと目が覚めちょっと待ったの心の声とともに胸を押し返すと離れる唇
「ヴィクトル どうしたの急に なんか変なものでも食べた?」
と嬉しいはずの返事に対して確認をとる
すると
「食べてないし言っとくけど冗談でもないよ。この気持ちが恋愛でいう好きなのか俺はよくわからないけど前回の大会の時エレーナが居なくて寂しくて不安で抱きしめたくなった」