第13章 残暑で夏バテ?

というのも最近どうも眠くて寝過ぎて夜起きちゃう。なんて子供みたいなことを繰り返してる。
結局すぐ寝れるんだけど1度眠りが途切れるから体には気付かぬうちに負担になってるみたいで眠い。だから朝行かない代わりに前は朝それぞれが持っていってた出来たてのお弁当を届ける係に変わったのだ。

今日もまた届けに来る
かれこれ1週間はもう続いてる
リンクに繋がる扉を開けご飯だよーと声をかけると「OK 勇利 ご飯にしよう」といいリンクサイドに上がってくる2人
ドリンクを私シューズを脱ぐ時間に扉の外で包を開け準備する

今日も勝生勇利のお母さん特製弁当だ
お母さんも勝生勇利が選手であることを自覚しているようで甘やかす時もあるが意外とバランスのとれた食事をさせるようコントロールしているのに最近気づいた
これも母のなせる技か
なんて思っているうちに食べ盛り?の2人はあっという間に完食

私はというもののおにぎりをちまコマ食べながら夏バテにいいと言われた暖かいお茶を飲んでいた
外は暑いけど冷たいのはあまり身体に良くないと知らず日本に来てアイスとか冷たいパスタとかいっぱい食べてたからかな。と思いつつも夏バテって長引くんだなと思いながら食べていると急に襲ってくる吐き気にトイレに駆け込む

暫くすると落ち着き夏バテって体力本当に削られるな。と思いながら戻ると「大丈夫か」と声をかけてくる2人に夏バテなんだってと返すと「あーあれは結構きついですね」なんて返してくる勝生勇利にやっぱそんなものかと思うtエレーナだった