第13章 残暑で夏バテ?
中四国九州大会も終わりまだ残暑が残る長谷津に帰ってきた私たち
「やっぱりこっちの方が暑いよこれだけは今はロシアの方が恋しいよー」
というヴィクトルにうなづく私
実は四国から帰ってきてからしばらく胃のムカムカが止まらない。
疲れと向こうでの繁華街の飲食めぐりが聞いたのかお腹が張って便秘気味。食欲もあんましって感じで匂いでおなかいっぱい。下手すれば戻すこともあった。でも薬なんて持ってなかったからどうすればいいかわかんなくってもじもじしてたら勝生勇利のお母さんが「きっと遅めの夏バテね」と薬をくれた。これのおかげで最近はお腹の方はスッキリ
来週には日本選手権を控える勝生勇利順調に行けばグランプリファイナル予選に一ヶ月後には出場しているはず
とりあえず今回は疲れたからついて行かない。
いつまでも敵に塩送ってらんないしと思い昼寝につく。
一週間後記者会見を終え良い知らせを持って帰ってきた勝生勇利
ヴィクトルが誇らしげな顔をして歩いている。
TVで見ていたが金メダルとは啖呵切ったなと思いつつも今なら出来る。そう思えるんなら幸せなことだと思い口出しはしなかった
グランプリファイナル予選が近づいてくるにつれ朝からだった顔を出す行為をお昼ご飯を持っていくタイミングに変えた私