第11章 再チャレンジ
そういうと
「エレーナが面倒なのは今に始まったことじゃないだろ?試合に負けて悔しくって家に帰らずリンクからなかなか帰ってこなくって一緒にいた俺がヤコフやリリアに怒られたんだよー」
「えっ嘘それ知らない。ヴィクトルが怒られたなんて聞いてない。」
と驚いて返すと
「そりゃあ話してないからね。面倒って言い方は語弊があるかもしれないけどそれだけずっと忘れられない女の子だよエレーナは」
そりゃあ当然というような顔をしたあとと真剣な顔をしてくるヴィクトル
「私はまだ忘れられない女の『子』なの?」
と返すとえっというヴィクトル
「もう子供じゃないよ」
というと
「そうだったね」といい
「エレーナはもう子供じゃなかったね」
そういい腰を抱き寄せてくる
「ヴィ、ヴィクトル!?」
「エレーナが急にあんなことしてきてびっくりしたよ。それも俺のこと好きだったなんてね」
と言われ
「ヴィクトルだけだよ知らなかったの。あとはみんな知ってる。実際強行突破でやっと気づいたでしょ?」
と返すと
「えぇ みんなひどいなー。 そうだけどさぁ。」
と言いながら腰を撫で回すヴィクトル