第6章 目が覚めると *
ヴィクトル「ダメだよ」
エレーナ「いや 寒いの」
と言いながらよりいっそう近づいてくる
これ以上はまずいと思いやんわりと押し戻そうとする
エレーナ「そんなに魅力ない?私」
ヴィクトル「違っ」
と反射的に答えていたすると
エレーナ「....意気地無し。 ヴィクトルの意気地無し。私一人に手間取ってるなんてだから長続きしないのよ」
ヴィクトル「エレーナ それどういう意味」
エレーナ「そのままの意味よ ただの幼馴染に動揺してただの意気地無しじゃない 今までさんざんリンクメイトと寝た癖に」
と言いたいように怒りに任せて放つ言葉
ヴィクトル「それ本気で言ってるの エレーナ?」
と少し怒り気味に問うヴィクトル
エレーナ「だってヴィクトルがたくさんのリンクメイトと寝たのは本当のことでしょ!? ミラは必死に私の耳に入らないように隠してくれてたけどヴィクトルが抱いた子みんな私にわざわざ自慢してくるのよ!幼馴染で可哀想ねって。私はずっとずっとヴィクトルが好きだったのに見向きもされないでだったら強行突破で襲うしかないじゃない!」
と泣きながら叫ぶエレーナ