第18章 目が覚めると
そう言われ自室に1度戻ることになった
味気ない食事を食べながら一日ぶりのご飯をお腹に入れる
すると扉があき目が合うと
「エレーナ目が覚めたのね。よかった。」
とリリアがいう
するとヤコフが顔を出しいいか?
と聞くので頷くとミラやサーラ、勝生勇利、ユーリが一緒だった。
部屋に入ると次々と心配してくるみんなに
「大丈夫 ただ頭打っただけだから」
そういうと少しほっとした顔をする皆と談笑していると
「失礼します そろそろ検査の時間ですので」
そう言われ
「ごめんね せっかく来てくれたのに」
と言うと
「私は残りますからね。」
そういうリリアに
「えっと 御家族の方ですか?」
と聞く看護師
「この子の叔母です。母親は早くに亡くなりましたし父親は忙しくて来れないので代わりに私が。よろしいですよね?」
そう言われ
「お身内の方でしたら御本人さえよろしければ」
と私の方をちらっと見る看護師に
「....構いません。言い出したら聞かないですから」
そういうと
「家族として当然ですよ。あなたはみんなを連れて帰って」
「わしも残るぞ!」
というヤコフに
「いいえ。あなたは帰って。あなたはエレーナの事になると時たま冷静じゃなくなるから」
「しかし」
としぶるヤコフに
「みんなをお願いねヤコフ」
そういうとしぶしぶ引き下がるヤコフ