第18章 目が覚めると
目が覚めると白い天井が目に入る
どこここ?
と見渡す。外は明るくて鳥のなく声や外からガラガラとなにか引きずる音が聞こえる。
どうやら察するに病院にいるのか
あれからどれぐらい経っているのだろう。
どこかに自分の所持品があるかもと思い立ち上がるとしていた腕時計とスマホ、髪飾りが見つかる
スマホを手に取るとかろうじて残った電池が日付を教える
あれから半日も経っていない
恐らく気絶して気づいたら眠りに入ったパターンか
ミラとサーラにも結局あの後会えなかったし試合結果どうなったのか。それにお腹も空いた。今だと朝食が終わってしばらくたってしまっているだろう。
そう思っていると開く扉に目をやると医師のお出ましだった
とりあえず脈や血圧など一通り確認したあと準備が出来しだい精密検査を行うとの事だった
辞退したかったが決まりらしく問診もその際との事だった。
移動の繰り返しなどでへとへとになっているうちに最後の問診になり質問に答える
医師が
「先程レントゲンの際妊娠などはしていないと仰っていましたね。」
と聞かれそうです。と答えると
「...そうですか。ちょっと気になることがありますので午後一でそれを確認しましょう。」