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【黒羽快斗生誕祭】クリムゾン・ブロッサム

第1章 邂逅






「キッドのやつ、最後に盗んだクリムゾン・ブロッサムを落として行きやがった…」
「警部殿、ありがとうございます…!貴方が追い詰めて下さったお陰です!」


「えっ、あっ、館長…は、はは!そうなんですよー!

私の敷いた包囲網が功を奏したとでも言いましょうかー!」



父と警部さんが歓喜に満ち溢れながら、両手を固く握り合う。
その隣で、私は所在なく立ち尽くしながら…
ただ、割れた硝子天井から降り注ぐ月光を見ていた。




また、彼に会いたい…
願わくば、今夜のような、月明かりの下で。


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