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【NARUTO】18禁 嫌いな人

第5章 お家



「、ここ使って。」

階段を上がってすぐ左側の部屋に入った。

そこには、
ベッドやカーテンなど、一通りの家具が揃っており、
優しい色合いで統一されている。
家具は温かみある木目調で、
可愛いらしい。

不思議だが、
私が好きな色合いだ。

「うわぁ、可愛い!
好きだな、この部屋。
使っていいの?素敵なお部屋ね。」

「気に入ってくれて良かった。」

目をキラキラ輝かせて、
中に入って辺りを見渡せば、
天井がとても高いのだ。
開放的に感じる。


荷物を置いて、ゆっくり窓を見た。

(ここ、南向きじゃない…いいのかな、こんな部屋使わせてもらって…)


「カカシごめんね、気を使わせて。本当に早く出るから。
あ、家賃払うよ、電気代とか、色々かかるし…」


ソワソワしながら
口早に喋り、彼を見れば
目を細めて微笑んでいるのだ。


「いらないよ、何にも。

この部屋気に入ったんだよね。
だから使って?
誰も使わない部屋だからね。」


「…そう?ごめんね、
なんか悪いね。
あ、じゃあ、
家事とか出来ることするから。」

「ああ、じゃあそれで良いから、よろしく。」

彼はそう伝えると、
ドアを閉めて
先に下に降りて行った。
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