• テキストサイズ

【黒バス】みだらな若人

第1章 覆される/黄瀬涼太







「今日何回謝ってるんスか」





なにに対しての謝りなのか。酷いことをしているのは俺で、彼女は悪くない。





「名前…」
「ふぁ、あぁ…なま、え?」
「なんてゆんスかっ」
「なまえ……みょうじなまえ!」
「なまえ…一緒にイくっスよ!」
「…うんっ!」





彼女の愛液が床を濡らす。そんな事もお構い無しに腰を激しくし、彼女の奥を容赦なく責める。……そういえば俺、生じゃん。





「もっ、無理ぃ!」
「っ!俺もっ、くっ」
「ああぁぁぁあ」





彼女のナカが閉まって射精しそうになるも、ちゃんと引き抜いて外に出した。ふと彼女を見ると気を失ったのか、小さな寝息が聞こえた。







--------





「目、覚めたスか?」
「……あれ、黄瀬くん…あっ」





彼女が目を覚まし、声をかけるとすぐさま顔を真っ赤にした。





「夢じゃ…ないんだよね…?」
「なにが?」
「その……黄瀬くんとの…、えっ、ち……」
「夢にされたら困るっスよ」
「えっ」





彼女は表情をコロコロ変えるのが得意みたいだ。この情事の間に沢山の顔を見た。





「これから時間をかけてなまえを知っていきたい…」
「黄瀬くん…?」
「それで、いつか俺から言わせて欲しいっス……」
「……なにを?」
「それは…そのときまでのお楽しみっス!」






(順序はおかしくなったが)(彼女と恋をしたい)




/ 30ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp